パソコン教室・パソコン用語集「ファイル共有ソフト」
複数の利用者によるネットワークでのファイルのやり取りを可能にしたソフトウェア。ファイルの交換は、P2P(ピア・トゥー・ピア)で実行されます。 同じような機能を持つソフトウェアには、ファイル交換ソフトがあります。 厳密な分類としては、WinMXやNapsterのようにクライアントを特定するシステムをファイル交換ソフトと呼び、Winny のようにクライアントを特定しないシステムをファイル共有ソフトと呼びます。 インターネットで利用できるファイル共有ソフトを使用すると、ファイル自体を保管するサーバを用意することなく、必要なファイルを個々のコンピュータ間でやり取りすることができるようになります。 利用者にとっては便利なソフトウェアですが、このようなファイル共有ソフトを利用して、インターネットで音楽、映画、ゲームソフトなど、違法なデータがやり取りされ著作権など法令に抵触することもあり、大きな社会問題のひとつになっています。
出典元:総務省『国民のための情報セキュリティサイト』soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/